3年ぶりのフィジカルマーケット復活
福岡から空の便で45分、海の便で3時間40分。
近いため、国内出張のような感覚で、「釜山コンテンツマーケットBCM」には、2017年から毎年参加をしている。
コロナでオンラインとオフラインのハイブリッド開催が続き、今年、ようやく3年ぶりに
フィジカル参加をした。ふぃっと海を越えるだけでそこに広がっているコンテンツビジネスの世界。今回もADVENTUROUSな経験が待っていた。

KOREA’s Momentum 韓国のモメンタム
感触としての規模感は、コロナ前の70~80%程度だった。コロナ前のようなフィジカル参加率までは時間がかかりそうだ。もしくは、オンラインとのハイブリッドに慣れて、以前のようには戻らないのかもしれない。
それでも、韓国の番販(=海外番販)の勢いは留まることを知らない。
韓国のメディア企業、CJ ENM、JTBC, KBS, MBC, SBS、Lotte Entertainment などは、各社ブースを大きく構え、新作やフロントカタログのコンテンツを大きくプロモーションし,
海外のアクイジッション(買付担当)にセールスしていた。
世界のコンテンツビジネスのフロントランナーとして勢いのある韓国のメディア企業、制作会社、配給会社は、NETFLIXなどでもどんどん作品を創り出しているように、とにかく勢いとエネルギーが違う。グローバルに通用するスピード感を持って、次々と作品を世に生み出していく。
今回、自分はブース出展ではなく、プロデューサー/バイヤーとして参加し、NETLIXなどでグローバルヒットを生み出した制作会社の人たちと商談をした。激変するコンテンツビジネスの中で、その中心にいる人達と「あーでもない、こーでもない」と意見をぶつけ合い、何かを生み出そうとする挑戦をしていること自体、すごく幸せなことかもしれないと、ふと思った。(社内にはすぐ共有するのであるが、ここ47&Timesでも、共有と発信していきたい)


国内出張よりリーズナブルな、釜山コンテンツマーケット出張。
(ブースを出展する場合、エア代とホテル代が優待となる)
海を越えて広がる面白い世界に、一度、足を運んでみることを検討してみてはどうだろうか。